2012年12月10日月曜日

2012  京都:1


先日、私の50才の誕生日に京都に行ってきました。

目的は、以前から一度 行きたかった京都の旅館に泊まるためです。


その旅館とは・・・・・「俵屋」・・・・・。


言わずとしれた京都の御三家旅館のひとつです。  ちなみに他は・・・「炭屋」と「柊屋」。

ここは、300年の由緒ある旅館で、泊まった客の中には・・・伊藤博文・岩倉具視・大久保利通

や京都旅行の時にスティーブ・ジョブズも利用しています。また 私の好きな写真家の石元泰博

も桂離宮の写真を撮るときの宿としたそうです。


建物は国の有形文化財に指定されています。

吉村順三により1958年に増築、1965年に新館を建設。客室は計18室あります。

施工は伊勢神宮の茶室やロックフェラー邸で有名な・・・中村外二工務店




私は設計士なので以上の様な事をとりあえず書きましたが、この旅館の本当の良さは・・・・・・



・・・・・・・接客と料理・・・・・・。




もちろん建物や美術品は全てに「品」が有り、言うことは何もないのですが、それはこの旅館にとっ

てまるで当たり前であるかのようでした。


それにもまして、決して押し付けのない自然な 「おもてなしの心」 に感激しました。



なかなか上手く説明する事ができないですが、次は「ただいま」と言いたくなる旅館でした。









































300年前から改装を繰り返してきた痕跡が部屋の所々に見られ、長年の歴史を感じると同時に

「古」と「新」が違和感無くバランス良く融合してるところに11代目当主佐藤 年さんの

センスを感じ取ることが出来ます。

それは、建物だけではなく、食器や美術品に至る全ての物についても同様です。





























今回は「桂」と言う部屋に泊まりました。

たまたまですが、この部屋は旧館の庭と新館の庭の両方が見える部屋でした。






















京都:2 に続く。

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