2013年10月28日月曜日

岡山県


岡山県の建築探訪

「天神山文化プラザ」

設計:前川國男
竣工:1962年

岡山市内には、日本近代建築の巨匠:前川國男の作品が3つあります。
今回は私と同じ年の建物を見てきました。

用途は複合文化施設で、当初は「岡山県総合文化センター」と言う名称でした。

建物は、前川の師匠である ル・コルビジェの様なコンクリート打放しの外壁で、駐車場からの立面はそれを思わせるコンクリートの日除けルーバーが特に印象的。
また西側道路からの外観は、敷地の高低差を上手く利用しており、上部の張り出し部分は近くで見ると、迫力があります。

全体にメンテナンスがしっかりされている様で、50年経っているとは思えませんでした。


実際に建物を見ると、50年前にこの建物が設計されたとは、本当に信じられないです。

良い建築です。




中庭のレリーフは彫刻家:山縣寿夫氏の作品です。







次は「高梁市成羽美術館」です。

設計:安藤忠雄建築研究所
竣工:1994年

児島虎次郎の顕彰を目的とし、1953年に開館し、現在の建物は3代目になります。

今回の企画展は「華麗なる装飾の時代  エミール・ガレとドームの世界展」

相変わらずの安藤建築。

特にアプローチから美術館入口への動線は特徴的。
建物は、全体に安定した印象でした。









現在は外壁の補修工事中で足場が有り、新旧の壁が観察できて面白かったです。

とても参考になりました。







次は「大原美術館」です。

設計:薬師寺主計(やくしじかずえ)
竣工:1930年

倉敷を拠点に活躍した実業家:大原孫三郎が私財を投じて建設した美術館です。
私立としては国内最大のコレクションを誇る。

展示作品はシンボル的な「エル・グレコの受胎告知」の他に、モネ・マチス・ピカソゴーギャン・
モディリアーニの西洋近現代の画家の作品や、分館には、藤原武二・関根正二等の日本画家
を展示してます。
工芸・東洋館には、バーナードリーチ・棟方志功等の展示もあります。

収集品の一つ一つが凄く厳選されてる印象でした。






分館の入口には、私の好きな「イサム・ノグチ」の作品も展示されていました。

ちなみに、設計者の薬師寺主計は初めてル・コルビジュに遭った日本人建築家だそうです。

2013年10月16日水曜日

秘密兵器


秘密兵器をいくつか紹介。

1:コンクリートに使います。





2:壁に使います。








3:床に使います。








使用後の写真は、またいつかUPします。

2013年10月4日金曜日

松山修平:BILBAO


イタリアの松山修平さん(ミラノ在住の知人の画家)よりメールが届きました。

2013年11月末にスペインのBILBAOで行われるフェスティバルに招待されたそうです。


出品作品は、2,170×2,800の 越前和紙を使い、何回も塗り重ねて作った版画です。







見に行きたいですが・・・・・スペインか!


2013年10月3日木曜日

大工さん


東大曽根の家・・・プレカットの打合せの時。

私の事務所で、現場監督・プレカットの会社の方・大工さんで打合せをしました。

打合せが終わってから、雑談の中でビックリする事がありました。

実は私が20年程前に設計した住宅の内部造作を、この大工さんの父親が施工した事が判明。

もちろん、その当時とは施工業者さんは違うし、何ら共通点もありませんでした。

今日の大工さんはその当時は見習いでお父さんと来ていたそうです。

そういう事ってあるのですね。

上棟時にはお父さんも来てくれるそうです。久しぶりに会えるのが楽しみです。






実は、私の事務所の内装を施工したのも、この大工さんのお父さんです。

何かの縁ですので、「東大曽根の家」 よろしくお願いします。



2013年9月24日火曜日

アサヒビール大山崎山荘美術館


大山崎山荘は、大正から昭和初期に、実業家・加賀正太郎が別荘として自ら設計した英国風の山荘です。
1996年に建築家:安藤忠雄が修復及び新館を設計。


コレクションの中には、バーナード・リーチやルーシーリー等 私の好きな陶芸家の作品もありました。また、地中館には、クロード・モネの睡蓮も展示されています。


安藤忠雄の作品をたくさん見てきましたが、周囲の景観とのバランスは本当にうまいですね。無機質なコンクリート打放しの箱と山荘及び植裁や地形等との調和はさすがですね。

時間が経過してコンクリートの建物は植裁で覆われ、さらに良い感じになっていました。















2013年9月23日月曜日

北海道:洞爺湖・札幌



「ザ・ウインザーホテル洞爺」

2008年の北海道洞爺湖サミットの会場です。

景色は良いですね。







ホテルのチャペル









「札幌」  渡辺淳一文学館

設計:安藤忠雄建築研究所










旧小熊邸

フランク・ロイド・ライトの弟子である田上義也によって昭和2年に建てられた建物。





最後に、北海道に行くと必ず立ち寄る場所です。

モエレ沼公園」

言わずと知れた、世界を代表する彫刻家・・・イサム・ノグチ・・・の遺作。

遺作といっても完成を見ずに亡くなっているので彼の構想が一体どこまで実現されているかは

疑問です。しかし実際に訪れるとそんなことどうでも良くなるくらい素晴らしい。










気持ちの良い場所です。また行きたいです。


北海道:函館


函館は横浜・長崎と共に日本で最初の貿易港になった事で、欧米文化の影響を直接に受ける事

になる。その影響で欧米の様式を備えた教会・旧領事館・石畳の坂道などが多く残っています。

いくつか紹介。

1:トラピスト修道院

 煉瓦の外壁・半円アーチ窓等のゴシックとロマネスクの混在するデザインになっている。





2:赤レンガ倉庫

3:聖ヨハネ教会
 

 中世期のヨーロッパ教会に見られる建築様式を取り入れたデザインになっている。




4:函館ハリストス正教会

 レンガ造の外壁を漆喰で塗ったビザンチン様式の建物。



5:函館八幡坂





6:旧函館区公会堂

 コロニアルスタイルの建物。 重要文化財指定。



関係ないけど・・・函館山の夜景





宿泊先・・・望楼NOGUCHI函館

設計:㈱ナカヤマアーキテクツ・・・中山真琴





五稜郭の近くにある 「六花亭函館五稜郭町店」

五稜郭からの大きなガラス開口部・折り返すアプローチ・杉板型枠コンクリート打放しの外壁
が印象的な建物です。




※北海道:洞爺湖・札幌 に続く。