2013年5月12日日曜日

スペイン:マドリード:1

初めてのスペインです。

まずは、マドリードの空の玄関口、バラハス空港から。この空港はリチャード・ロジャースの設計。

リチャードロジャースはイギリスの建築家で、代表作にパリの「ポンビドゥーセンター」があります。
日本では、岐阜県各務ヶ原にテクノプラザを1998年に設計しています。
























次に、プラド美術館の向かいにあるカイシャ・フォーラム(CAIXA FORUM)です。
設計はスイスの建築家 ヘルツォーク&ド・ムーロン 

スペインの大手銀行,カイシャ(Caixa)財団が、かつて電気会社だった建物を購入し展覧会等を行う文化施設として建設。今ではマドリードの新しい象徴のひとつになっています。

既存の古いレンガ造りの外壁の上にコールテン鋼の部分を増築している。その全体を下部の一枚鉄板に載せて、あたかも浮いているようなファサードは圧巻です。














   

 ↓ 浮いてます。また軒裏の金属板の形状が面白かったです。






 


また、隣のビルの壁面は緑化されていてとても個性的です。
広場に面して、両方の建物がすごく印象的でした。


 ↓ このアングルは良く建築雑誌で見ますね。 




近くにはマドリードの3大美術館、プラド美術館、ティッセン・ボルネミッサ美術館、ソフィア王妃美術館があり、パセオ・デル・アルテ(美術館通り)と呼ばれています。




そこで次は、ソフィア王妃美術館です。
1986年にオープンしたのですが、元々古い病院で1990年に改築された。その時には、イギリスの建築家、イアン・リッチーによってガラス張りのリフトが増築された。
その後また改築が行われます。
次はフランスの建築家「ジャン・ヌーベル」に設計を依頼。

 ↓ ガラスのリフト




↓ 次回の企画展・・・・ダリ展?
 
 
 

 







遠景から見た屋根のフォルムがきれいです。


 ↓ 増築部分の中庭広場。
    明解でいいですね。




 ↓ 中庭広場のオブジェ・・・?




   
ちなみに、この美術館にはピカソの「ゲルニカ」が収蔵されています。





次は、「国立プラド美術館」

世界でも有数の美術館で、9000点を超える作品の展示があります。
エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ、ボッシュ、レンブラント、ラファエロといった世界的に重要で偉大な画家の作品が展示してあります。

2007年にスペインの建築家「ラファエル・モネオ」により増築し、現在の規模になりました。

古い建物と拡張部分(内部)が上手く溶け合っていました。







スペイン:マドリード:2に続く。









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