2011年12月24日土曜日

設計事務所検査

昭和区の改装工事・・・・・・設計事務所検査がありました。

大きな問題も無く、26日に引渡し出来そうです。・・・・ほぉ!

























検査中気になること・・・・・設計で意図した空間になっているか?。






ちなみに 最近気を付けていること。


設計する空間には『思い』がある。それに向かって進むが、何かのきっかけで10が9になり8になり

7になっていく、理屈は合っているが、何か魅力がなくなる。完成した時にしか現れない不思議な物

の為にもっと粘り強くならなければ、と思っています。

やりきる事の大切さを、怖がらずに自信を持って進めていかなくては・・・と感じています。

また、『何の為に』 を深く多方面から考える。

2011年12月23日金曜日

今伊勢の家  現場:2

本日 『今伊勢の家』 今年最後の現場打ち合わせがありました。

内部の下地も少しずつ出来、間取りが分かるようになってきました。

外部の仕上げは概ね決まり、内部の仕上げの検討をしています。




















↑ 吹き抜け

2011年12月22日木曜日

クリスマスカード

今年も イタリア の松山修平さんより クリスマスカード がメールで届きました。


Buon Natale e Felice Anno Nuovo 2012
















↓ こちらがイタリアのWEBです。

http://www.shuheimatsuyama.com/

2011年12月21日水曜日

ストリングカーテン

昭和区の改装工事が終盤を迎えて最終の備品が現場に搬入されています。

その中で 廊下の部分に使う 『糸状のストリングカーテン』 を今日現場で確認しました。

今回の商品は イタリアSILVI社のストリングカーテンです。
 
質感が安っぽく無いのが気に入っています。

↓  現場監督さんに持ってもらって確認。























↓ 大事な壁も予定通りでした。


















↓ 食卓テーブルはもちろんの事。 今回はベットも設計させていただきました。


2011年12月19日月曜日

キタニの仕事

北欧家具とライセンスメーカー展           『過去と現在、そして未来へ』

久しぶりに ハンドワークスタジオ に行ってきました。




←歴代の比較

 チーフティンチェアー
 
 「NO.45」同様、フィン・ユールの代表作。








←歴代の比較

 NO.53

 もちろん、フィン・ユール

←キタニの新作・・・・コンセプトチェアー?




 今回の展示は歴代の貴重な椅子が揃えてあり大変面白かったです。

※私の好きな イプ・コフォード・ラーセンの「エリザベスチェアー」は2階に展示してありました。
 


 

2011年12月16日金曜日

昭和区の改装工事:2

昨日  現場で打ち合わせがありました。

内部の重要な壁のタイル張りが終わってると聞いていたのですが、下地のままの状態?

監督さん・・・・トイレの床タイル(600×600)施工時に職人さんがギックリ腰になって遅れてます。

との事。

職人さんも年配の方が増え、コストも厳しくなり、無理をされてしまうのかも?

少し予定は遅れますが、26日の引渡しには間に合いそうです。



↓ 間仕切りのガラス施工


















職人さんたち・・・よろしくお願いします。

2011年12月15日木曜日

小川待子

小川待子|生まれたての〈うつわ〉

現在 豊田市美術館 で開催中の企画展。

現代を代表する陶による作家。アフリカでの暮らしで出会った技法を基盤にして、純粋で素朴な作品を作り出しています。また今回の展示の中には 陶による空間的表現作品も多数ありました。

普通ではマイナスであると思っていることがプラスとして表現していく作品にはすごく『力強さ』も
感じました。




















もちろん 建物はゆっくり見てきました。

↓ 日本庭園の中にある茶室。









Project:31103

併用住宅。

基本設計が始まります。



2011年12月14日水曜日

時之島の家  地鎮祭

本日 時之島の家 地鎮祭でした。

計画から本当に長かったですが スタートする事が出来ました。













2011年12月9日金曜日

2012   BANG&OLUFSEN



先日 2012年 『BANG&OLUFSEN』 の カタログを NEXT の方が届けてくれました。

その時に BANG&OLUFSENの USBメモリー(非売品) を置いていきました。

デザインが良いのは当たり前ですが、ネジの精度が抜群に良いです。

こういう所大事ですね。






 



















ちなみに容量は4GBです。

2011年12月7日水曜日

アイデア:1

これから設計を始める住宅の 建主さん の家に伺った時 見つけました。

靴を多く所有され シューズBOXを大きくしたいと要望があったので、

現在の状況を見せていただきました。

※靴が入っていた箱に その靴の写真が貼ってありました。また購入日も表示。
 確かに積み上げても これだと箱の中はすぐに分かりますね。
 なるほど! 参考にしよう!


 









皆さん いろいろと工夫されてます。

2011年12月5日月曜日

佐川美術館

実家に帰ると行きたくなる美術館。・・・・・・・佐川美術館

現在の展示内容は

吉左衛門X  Au-deia’ 言語の彼方へ
「Bruno Mathon ドローイング+樂吉左衛門 フランスでの作陶/花入

















今回の展示は Bruno Mathon氏 との共演が面白いです。

何度来ても 佇まいは『 品  』 を感じます。

2011年11月27日日曜日

時之島の家

着工が遅れていた『時之島の家』がようやく動き出します。

来月 スタートする予定で調整しています

来年7月の完成が楽しみです
















鉄骨造 2階建て住宅

2011年11月24日木曜日

北大路魯山人

北大路魯山人 展
ー器食同源・美食の器ー
吉兆庵美術館コレクション

現在 三重のパラミタミュージアムで開催中です。
陶芸界にひときわ異彩を放つ 『北大路魯山人』。
あまりに有名な言葉 「うつわは料理のきもの」 という魯山人は四季折々の料理に合わせた器
を制作し発表してきました。作陶だけではなく 書や印章の制作等の多彩な芸術分野に才能を
発揮した人物です。

大正14年には高級料亭《星岡茶寮》を開設し、料理・料理の器はもちろんの事 内装や従業員の服装に至るまで演出し 財界人・著名人にもて映やされ、盛況を極めました。

魯山人の信条

「自然は芸術の極致であり、美の最高である」
「私の人生は、生来美が好きだ。人の作った美術作品も尊重するが、絶対愛重するものは
自然である。“自然美礼賛一辺倒”である。山でも水でも石でも、草木はいうに及ばず、禽獣魚介、
その他何でもこざれで、みながみな美しくてたまらない。だから、絶対好きである。」



魯山人の器を見ていると 引き込まれる感覚になる。のびやかで美しい陶器の中には魯山人の
自然美に感動する心があるのかな。

魯山人の言葉で私が好きなのは・・・創作は智恵が先じゃない、心が先だ、真心の発露だ、
                      真心あって、それを扶ける智恵が補佐役として付き従えば
                      良いのだと感ずる。



ちなみに 今回気になった陶器は・・・雲綿大鉢や織部風御ふぎ(扇鉢)でした。
魯山人の器で食事できたら幸せでしょうね!



2011年11月6日日曜日

一年検査

昨日 『長湫の家』 一年検査でした。

いつもに比べて手直し項目が少なかったです。監督さんと話しましたが やはり理由はありました。

特に優秀だったのは  「コンクリート」・「木製枠」・「壁の仕上げ」 でした。

心配していた主寝室のクローゼット内部の結露も全く問題なかったです。

結露については コンクリート住宅が多い 私の事務所では特に気になりますが、特別な方法で

施工しなくても、当たり前の事をしっかりすれば 発生しにくいです。その当たり前の事をするため

には 知識と経験はやはり必要ですけどね。

また イメージして設計した雰囲気よりも もっと良い空間になっていました。 本来 設計者

は全てにおいて計算し意図的に設計しなければならないと思っていますが 実際 完成した時に別

の力が働いて 意図した以上の空間になることがあります。今回の一年検査で特にそれを感じまし

た。

いろいろな理由はあると思いますが プロポーション・バランス・材質・色・ディテール では表現しき

れない事があるように思います。 












検査後に今回も食事をごちそうになりました。

ご主人のプロの技で いろいろな料理を出していただきました。

「生牡蠣」・「鴨の・・・・・」・「魚の・・・・・」・まだまだありました。

最後にはロシア産高級「ウオッカ」を頂きました。それも「キャビア」と一緒に。



 











御馳走様でした。

何しに行ったのやら・・・・・。
 

2011年10月31日月曜日

昭和区の改装工事

今日は名古屋市昭和区で改装中の住宅の現場会議がありました。

地下1階を改装して若い夫婦と子供一人が住むスペースを造ります。

地下1階にはとても広いドライエリアがあるので 地下である事を忘れそうです。

今日は天気が良く気持ち良かったのでドライエリアから空を見上げて思わず撮ってしまいました。


















12月の中旬には完成予定です。

2011年9月30日金曜日

京都:3 建物

国宝:1


やはり重みが違います。



















国宝:2

 特別ですね。




















平等院宝物館・鳳翔館

設計:栗生明+栗生総合計画事務所
竣工:2001年

平等院鳳凰堂の南側に建つ宝物館。
ほとんど展示室は地下に配置され 高さを抑えて周囲の自然と一体化しています。

建物の形状が廻りの庭園と溶け込み凛とした空気感が良いですね。

















2011年9月29日木曜日

京都:2 建物

いくつか 京都にある建物を紹介。

1:京都コンサートホール

  設計:磯崎 新/磯崎 新アトリエ
  竣工:1995年

1994年に794年の平城京から平安建都1200年記念として設計 された建物。

















2:京都府立 陶板名画の庭

 設計:安藤忠雄/安藤忠雄建築研究所
 竣工:1994年

 京都コンサートホールの横にあります。
 
 多彩な立体空間を楽しめます。






3:京都国立博物館 南門

 設計:谷口吉生/谷口建築設計研究所
 竣工:2001年

 繊細でスキのない設計です。
 博物館とのバランスが良いですね。



















屋根の水平ラインが綺麗です。

京都:3に続く。