2015年6月25日木曜日
2015年6月23日火曜日
建築巡礼:フランス No3
「ルーブルランス」
設計:SANNA(妹島和代・西沢立衛)
場所:Rue Paulbert,BP 11,Rue Helene Boucher,62301 Lens
竣工:2012年
ベルギー国境にほど近いフランス北部の街ランスLensにあります。
パリ「ルーブル美術館」の別館です。
パリの北駅からTGVで1時間15分程で、LENS駅に着きます。そこからはシャトルバスが出ていますのでそれに乗り、約15分で到着。
パリ北駅
LENS駅
シャトルバス
ワンフロアーに全てを展示
年代ごとに展示。
外壁の素材をガラスとアルミニウムを使うことで、季節により変わる緑の表情を映し出して、さまざまな表情を見せてくれるように感じました。
実際に、この場所に建つと良く分かります。
美術館でも全く威圧感が無い建物でした。
どうしても、金沢21世紀美術館と重なりますね。
2015年6月20日土曜日
建築巡礼:フランス No2
サヴォア邸
設計:ル・コルビュジェ
場所:82,rue de Villiers,78300,Poissy
竣工:1931年
「近代建築5原則」が全て取り入れられた住宅です。1931年に建設された建物には全く見えないですね。
特にピロティーと屋上庭園の扱いは好きです。
実際に見ると思ったより大きい建物でした。
Auber駅から「RERのA線」でPoissy行きに乗り、約30分で駅に着きます。そこからは「50番」のバスで
15分程で到着です。
Auber駅
時刻表
Poissy駅
バスの時刻表
右側の看板から入っていきます
少し歩くと「サヴォア邸」が写真のように見えてきます。
建築巡礼:フランス No3に続く。
2015年6月17日水曜日
建築巡礼:フランス No1
ロンシャンの礼拝堂(ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂)
設計:ル・コルビュジェ
場所:13Rue de la Chapelle,70250Ronchamp,FRANCE
竣工:1955年
後期ル・コルビュジェの最高傑作のひとつです。
場所はスイスの国境近くにあり、パリのリヨン駅からTGVにてベルフォール駅(TGV)まで2時間30分ほどで着き、そこからはタクシーで30分程の場所になります。
2011年にベルフォール駅(TGV専用)が出来た事で、便利になりました。
駅も新しく、面白い建物でした。
パリに戻る時間が有るので、ロンシャンの礼拝堂に着き、タクシーに帰りのお迎えを予約。
今回、建築巡礼の最大の目的地です。
まずは,2008年に建て替えられたゲートハウスに向かう。
設計はレンゾピアノです。
ゲートハウスを抜けてロンシャンの礼拝堂に向かいます。
ロンシャン礼拝堂 ↓
内部です。
ル・コルビュジェが唱えた「近代建築の5原則」により建てられたサヴォア邸からは考えられない形態のこの建物は、ル・コルビュジェ自身「カニの甲羅が屋根の形になった」と自著「ロンシャンの礼拝堂-辛抱づよい探究の覚え書き」の中で書いている。
また「私は初めて造形的なことをやった」とも話している。
しかし、どこから見てもこれだけ有機的な建築は理屈で考えても意味が分からない。
どこから見ても、涙が出るほど魅力的な建築になっていました。
礼拝堂内部の光の空間は、ステンドグラスを通して、今までに体験したことの無い厳格で、やさしい雰囲気に包まれていました。
理屈抜きで、ただただ感激でした。
ゲートハウスに戻り、修道院へ。
修道院の設計もレンゾピアノです。
帰りは ベルフォール駅(旧)に行き、食事をして、バスでベルフォール駅(TGV)に戻り、
パリに戻ってきました。
パリから日帰りでしたが、かなり遠かったです。
建築巡礼:フランス は No4 までです。
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