2012年5月31日木曜日

KEN YOKOGAWA


少し前ですが 「横河 健」 初めての写真集が出ました。

さすがに、外部・内部にわたって安定感があります。

最近は別荘建築が多いらしく、ランドスケープも意識した写真集です。





















      



2012年5月30日水曜日

ブルーノ・ムナーリ:2



まずは本の紹介から。

『ブルーノ・ムナーリのことば』





















ムナーリが自著の中から、後世に残したい言葉を編んだ短文集です。

んんん・・・・・・・・・そういうことですか。







ブログ『 ブルーノ・ムナーリ:1 』で紹介した『DANESE』のプロダクト。

まず、ダネーゼ社とは伝説のイタリアミッドセンチュリーの有名ブランドです。

1957年にイタリアのミラノで設立されて、生活用品を中心にデザイン史に残る数多くの名作を

発表しています。


↓  カタログからブルーノ・ムナーリの作品。





















最後の写真 左ページはエンツォ・マリです。


ついでにエンツォ・マリの作品も・・・・・。








   有名すぎましたね。


↓  ちなみに私の事務所で愛用している エンツォ・マリ です。





















最後にブルーノ・ムナーリの言葉。







子どもの心を 一生のあいだ
自分の中に持ち続けるということは
知りたいという好奇心や
わかる喜び
伝えたいという気持ちを
持ち続けるということ





2012年5月29日火曜日

Beolit12



昨日、久しぶりに『NEXT』に行ってきました。

2012年に発売した最新ブランド「B&O PLAY」のデビュー製品が置いてありました。

これ  「Beolit12」 です。





















私・・・・・・・・・・・これ弁当箱みたいだね!

NEXTさん・・・・皆さんに言われます。

私・・・・・・・・・・・誰のデザインですか?

NEXTさん・・・・セシリエ・マンツです。

私・・・・・・・・・・・また、冗談を。

NEXTさん・・・・・これを見てください。


見せてくれたのが

























Whitebook35(spring2012)の中で紹介されていました。

ネットワークに接続して保存した音楽をワイヤレスで楽しめる製品です。

確かにしっかり書いてました。




セシリエ・マンツとは。

1972年 デンマーク生まれのデザイナーです。
2007年には「フィン・ユール・プライス」を受賞してます。

最近では2012年 今年のミラノサローネにフリッツ・ハンセン社から「ミナスキュール」
というラウンジチェアーを発表しています。








そう言われれば女性らしいデザインかも?・・・しかし・・・・・・・・・・・・やっぱり弁当箱に見える。







2012年5月28日月曜日

ブルーノ・ムナーリ:1




↓ これ何だかわかりますか?




























↓ 正解は・・・ブルーノ・ムナーリ、かたちの不思議シリーズです。
























ブルーノ・ムナーリ って?





以前のブログ『バックミンスター・フラー』の中でも名前だけ出てきます。

実は、知らず知らずのうちに、子供の頃 この人の絵本を見たことがある人も多いのでは?

『木をかこう』や『太陽をかこう』




では絵本作家?・・・・もちろんその肩書きもありますが、ほんの一面で、美術家・グラフィック

デザイナー・プロダクトデザイナー・教育家など、多くの顔を持っています。

私の様な設計・デザインに関わる職業の人で、この人を知らない人はいないと思います・・・よね?


有名なものはいくつかありますが、イタリアのDANESE(ダネーゼ社)のデザイナーが一番有名

かもしれません。「エンツォ・マリ」等と共にこの会社でプロダクトデザインをしていました。



本の話題に戻って。

上の本は、古代建築から現代音楽まで、子供の遊びから高等幾何学まで、微生物から渦巻
星雲まで、雪の結晶からジェオデシックドームまで・・・・・。古今東西のデザインの知恵がちり
ばめられたムナーリのかたちの基本図鑑です。

ムナーリの幻の名作三部作 「Quadrato」・「Cerchio」・「triangolo」の新訳日本語版です。

2010年にデザイナーである阿部雅世さんの翻訳で発売されました。


この本は分かりやすいので、形態の単純な性質を知るのに最適です。





















深いです。・・・・・・もっともっと勉強せねば・・・・・・・・。


ブルーノ・ムナーリ:2に続く。


2012年5月24日木曜日

原点



『大治の家』の実施設計が終わりに近づいてきました。

最近いくつか設計中に疑問があったので、今日 再度敷地の測量等に行きました。

知り合いの監督さんに手伝ってもらい全て確認することが出来ました。


無事に解決出来そうです。



設計の途中で必ずと言っていいほど迷ったり、疑問だったりしますが、

その時には、やはり原点に戻ることが一番です。要するに敷地を再度確認することや

建て主さんとの打ち合わせ内容を再度確認する事 これが一番重要ですね。


改めて考えさせられました。
























   Last spurt !




2012年5月23日水曜日

音聞山の家:基礎配筋工事



基礎の配筋工事が始まりました。

前面道路から約6m下での工事です。

安全に・・・・安全に・・・・・。


































まだまだ、地下の工事は続きます。

2012年5月21日月曜日

時之島の家:家具取付開始



今日、定例の打ち合わせがありました。

内部家具の取り付けが始まりました。

搬入に問題が有りましたが、監督さんの協力で何とか無事に入れることが出来ました。




















2階の居間・食事室・台所は家具が多く、搬入後は部屋が家具で埋まっていました。

2・3日で家具の据付が完了し、その後内装の仕上工事になります。

外壁は、吹付色のサンプル作成中で、来週には色の決定をし工事に入ります。







2012年5月20日日曜日

ハリー・キャラハン



ブログ『桂』から写真家 「石元泰博さん」 関連のブログが多くなっていますね!!!!。

石元さんの写真が好きで、石元さんが影響を受けた写真家がすごく気になっています。

今回は・・・HARRY CALLAHAN(ハリー・キャラハン)・・・・です。

ブログ『桂』で紹介したように、石元さんがニューバウハウスの写真学科に入学した時にいた

教授の一人です。

キャラハンの写真集を見ると、石元さんが一番影響を受けてる様に感じます。

モノクロ写真の雰囲気や多重露光の撮影方法まで共通点が多く見られます。

また黒色(影)の扱いがすごく印象的です。




キャラハンの代表的な写真集には3作品あります。

■ The Photographer at Work
■ Elemental Landscapes
■ Photographs by Harry Callahan


 Photographs by Harry Callahan 1996年











   日常生活の中の一コマを切り取った写真が多く、キャラハン夫人をモデルにした写真も多くあ

   ります。

   一般的での知名度はあまり無い写真家ですが・・・・・。 

   品があり、さりげなくカッコイイ写真を撮る写真家です。





   今回のブログの内容とは少し違いますが・・・・。 

↓ 以前のブログ『 人間家族 The Family of Man 』の英語版と日本語版です。

   英語版は今でもアメリカでは発売されています。 


















2012年5月18日金曜日

長池の家:地質調査


今から住宅の計画をする敷地で地質調査をしました。

調査方法:標準貫入試験併用機械ボーリング

ほぼ予想通りの結果でした。



さて・・・・・構造はどうしようかな?























 少し前に来たときには、土のままでしたが、もう雑草が・・・・。





















2012年5月17日木曜日

色とかたち




石元泰博の写真集です。・・・・ブログ『桂』参照。

『桂』とは違う雰囲気です。



モノクロの写真集だけではなく、カラー写真もあります。
カラーの多重露出のシリーズはライフワークとして、半世紀にわたり毎年冬になると制作されてきました。
この作品は合成した画像ではなく、フィルムのひとつのコマに何度か露出することで、思いも
寄らない色とかたちが浮かびあがり、多分に偶然が作用する。あくまで写真にこだわりながらも、
出来上がった作品は写真の世界をこえて、モダンアートになっている。























 モダンアートですね。



2012年5月14日月曜日

バックミンスター・フラー



先日、本棚を整頓していたら懐かしい冊子が出てきました。

数年前に住宅の設計をした建主さんから竣工時に頂いた物です。

その時に調べたと思うのですが、誰の冊子かは分かったのですが、それが何かが

わかりませんでした。

表紙には・・・・Buckminster Fuller・・・・・と書いてあるだけ。

再度調べてようやく分かりました。


■Buckminster Fuller 「バックミンスター・フラー」とは

アメリカ出身の思想家・デザイナー・構造家・建築家・発明家・詩人。

有名なのは、「ジオデシック・ドーム」や「トラス構造」や「ユニットバス等」の発明です。



























↑・・・・バックミンスター・フラーの構築理論などを図解したアーティスト・ブックでした。

    これは、1965年にオランダの印刷会社デ・ヨング社が実験的に刊行した「クワドラ・プリント」

    の1冊。他には、ブルーノ・ムナーリやウィレム・サンドベルフ等 36人のアーティスト・ブック

    が発行されました。

    当時としては珍しい25cm×25cmというサイズで、それ以外は自由で印刷的・造形的実験

         を試みたプリンテッド・オブジェ『Kwadraat Bladen」です。 



遅くなりましたが、大変貴重な物をありがとうございました。



 

2012年5月11日金曜日

音聞山の家:捨コンクリート



今日、宅地造成工事2回目の検査がありました。特に問題も無く終わりました。

現場は今、基礎の捨コンクリート打設が終わり、次に擁壁のコンクリート型枠工事になります。